加護亜依とわたし(7)

 それは、加護さんがノイローゼで心身のバランスを崩し、もしかしたらモーニング娘。をやめて奈良に帰るのではないかといううわさです。忙しすぎたからだとか、ストーカーの恐怖だとか、いろんな話が出ましたが、当の本人しか分からないし、われわれが知っても仕方がありませんので、まずは毎日の動向を逃さないようにすることにしました。そこで、やめるとすれば紅白の後か3月だろうということで、これまでまったく行こうとは思わなかったコンサートに無性に行きたくなりました。生で加護さんを見ておきたい! そんな衝動に駆られ、翌年のハロプロコン横浜公演のチケットを買いました。アイドルのコンサートは、なんといってもおニャン子のファイナル以来ですから。
 そんなこんなで、2001年は過ぎていくのですが、この時点で、わたしは、辻加護だけでなく、やっと、モーニング娘。本隊のことも好きになってきたのでした。
(明日へ)


あいぼんと二人きり、しあわせなのれす。